植毛を検討していてもできない薄毛の種類があると言われています。
本当に植毛ができないのか、どんなタイプの人なのかを見ていきましょう。
自然植毛ができないケースには、さまざまなパターンがありました。
体質的に髪の毛が細い人は、薄毛ではなく髪の細さから薄く見えるだけという人もいるのです。
他にも、円形脱毛症の人は、自己免疫が関係していると言われていることから植毛に適しません。
なぜなら、円形脱毛症の人に植毛をしても免疫作用によって植毛治療の効果が得られないと言われています。
絶対に植毛治療ができないわけではありませんが、適さない可能性の方が高いのでおすすめされません。
円形脱毛症の人で植毛ができる可能性があるのは、数十年の長い期間が経過しているなどです。
ケースによっては、医師の判断に任されますが、現時点で円形脱毛症が治っていても自己免疫の問題がある可能性がある以上は推奨されないのです。
他には、病気が原因で植毛できない人がいます。
例えば、糖尿病の人は傷の治りが悪いので植毛することによって感染症を引き起こしてしまう場合があるのです。
普通であれば問題視されないことでも、糖尿病を患っている人にとっては大きな問題になることもあります。
精神疾患を持つ人も、植毛はおすすめされていません。
植毛治療は一時的な抜け毛が生じることがあり、それがストレスになることもあるからです。
更に、傷や痛みなどもストレスの原因となり、精神疾患を悪化させる可能性があります。
こういった理由から、病気によって植毛ができない人もいるのです。
病気によっておすすめされていないものは、他にもあるため、もし何らかの病気を患っている人は、事前にしっかり医師に伝えておかないといけません。
植毛が適さないからと言って、植毛を強行してしまうと、最終的に困るのは自分です。
髪の悩みは深刻なものですが、病気は命にかかわるため、決して軽視すべきではありません。
特に、糖尿病の場合は合併症を引き起こしやすい人もいるので、重篤化させないためにも植毛は諦めましょう。
薄毛に関する治療方法は他にもあるので、植毛以外の提案をしてもらってください。
薄毛治療に関して実績が豊富な医師は、患者の状態に合わせた提案ができるので、植毛に限らず薄毛治療をする際は、医師の実績に注目することをおすすめします。
植毛を検討している人は、薄毛の種類や病気との関係性も調べておく、もしくは医師に相談をするなどして植毛に適しているかを診てもらいましょう。