転職エージェントには、大きく2つのタイプが存在します。1つは総合型エージェントで、もう1つは特化型エージェントと呼ばれるものです。利用する前にそれぞれの特徴を理解しておくと、有意義な転職活動ができるのではないでしょうか。
まず総合型エージェントは、1つまたは複数の業種や業界に限らず様々な求人情報を取り扱うものです。転職活動では初めから特定の業種や業界に狙いを定める人もいますが、そうではない人もいるのです。
狙いを定めていなくても自分ではわからない可能性を信じ、広い視野を持って活動したい人に向いています。今まで働いたことがなかった業種や業界の面接を受けて、新しい自分をスタートさせることができるかもしれません。
とにかく新しいことを始めたい人、転職するつもりはあるが自分に向いていることがわからない人、などにおすすめです。対応している業種や業界が多いため、様々な求人情報がゲットできることがメリットです。
情報が少なくなってしまうと、自分が活躍できる新しい場所も少なくなるかもしれません。様々な情報を集めて比較したい場合、総合型エージェントがピッタリです。
次に特化型エージェントですが、特定の業種や業界に限定して求人情報を取り扱うものです。総合型エージェントとの違いは、業種や業界を絞っているかどうかです。
情報量が限られてしまうことがデメリットです。しかし専門性が高く、狙いを定めて転職活動を行う人にはメリットがあります。特定の業種や業界出身のアドバイザーもおり、他では入手できない情報もあります。
希望する業種や業界のリアルな情報が入手できれば、それだけで面接時に有利となるかもしれません。ライバルが知らない情報を活かし、素早く行動できることもあるのです。
エージェントと企業のつながりが強いと言われており、面接対策がしやすいというメリットもあるのです。スキルややる気が認められれば、プッシュしてもらえることもあります。
何かの資格や免許を持っている人は、特化型エージェントを利用すると良いです。専門性の高い医師や看護師、薬剤師や弁護士などの転職を希望する場合に向いています。
総合型エージェントと特化型エージェントの特徴を紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。どちらが良くて悪いという話ではなく転職活動の内容に応じて使い分け、面接に向けて準備を進めることが重要です。
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