水虫となると市販の塗り薬ではなかなか治らず、皮膚科を受診して本格的な治療を受けないといけない場合もあります。
そのため水虫対策として、日ごろからお風呂場での工夫があることが重要です。
工夫のためにオゾン水を使う方法をアドバイスしますので、よろしければ参考にしてみてください。
空気を使いオゾンを人工的に発生させてオゾン水を作る機械を、オゾン水発生器と言います。
大きな業務用もありますが、サイズが小さめの家庭用もあります。
そのため一般家庭のお風呂でも、オゾン水が使えるのです。
オゾンは様々な菌やウイルスに対して有効であり、除菌や殺菌などの効果が期待できます。
水虫の主な原因は、白せん菌という真菌です。
白せん菌が角層に感染して増殖すると、発症リスクが高くなります。
お風呂場やその脱衣場に白せん菌が発生していれば、水虫となる可能性があるのです。
つまりオゾン水を使い除菌と殺菌を徹底的に行えば、リスクをなくすか大幅に下げることができるのです。
浴室の床や壁に白せん菌が発生している場合、オゾン水を染み込ませた布で綺麗に拭くという方法がシンプルで良いでしょう。
スプレー型のものを使いオゾン水を噴射しても良いです。
浴室の床や壁だけではなく、お風呂場にある足ふきマットやタオルなどの布類も綺麗にしてください。
足ふきマットやタオルなどは、白せん菌の温床となり得る場所です。
除菌効果が期待できる洗剤を使って丁寧に洗濯すれば、水虫の原因菌である白せん菌を死滅させられるでしょう。
しかしそのためには洗濯しなければならず、面倒に感じる人もいるかもしれません。
小まめにスプレー型のオゾン水発生器を使い、汚れたらオゾンに浸けておくことをおすすめします。
また白せん菌はカビの仲間であるため、空気中に胞子が飛散します。
胞子が壁や床に付着して発芽すると、増殖してしまうのです。
つまり空気中の胞子が原因とも言えるため、ここでもスプレー型のオゾン水発生器の出番となります。
オゾン水を気体状にして放出する機械もありますが、それがない場合はお風呂場全体に満遍なく噴射してください。
1時間ほど放置すれば白せん菌の増殖を防ぎ、水虫の予防ができるでしょう。
一度水虫となり症状が悪化すると完治するまで時間がかかり、塗り薬だけではなく飲み薬まで必要になる場合もあります。
面倒なことになるのが嫌であればお風呂場で使えるオゾン水発生器を使い、原因菌である白せん菌が増殖できない環境を整えるのです。